ワークジャケットとしても人気のカバーオール。
独特の雰囲気を持っており、”男らしさ”や”タフさ”を演出するにはもってこいのアウター♪
今回はそんなカバーオールの魅力や着こなし、おすすめブランドに迫ります!
1.カバーオールについて
出典:http://zozo.jp/ranking/category/jacket-outerwear/coveralls/all-sales-men.html?p_gttagid=5499_251342
カバーオールとは、デニム素材やヒッコリー素材を使用した作業着用のアウターのことを指します。
簡単に説明すると、Gジャンの裾を長くしたようなデザインですね。
使われる素材も、デニムの中でも丈夫でゴワツキのある生地感のものがほとんど。
日本のファッション業界では「ワークジャケット」のことをカバーオールと呼んでいます。
元々は90年代に流行った、「アメカジ」を中心としてカバーオールの人気に火がつきました。
最近ではアメカジ以外にも「キレイめ」「フレンチカジュアル」「ストリート」といったファッションジャンルで使われています。
カバーオールの形やシルエットは、基本的にやや丈長でゆったりしたものがベースとなります。
丈長でゆるめのシルエットは、カバーオール独特の「雰囲気」や「味」「ワーク感」が強く出ます。
オシャレなセレクトショップなどでは、体型に合わせたスマートなカバーオールも販売されているので、併せてチェックしたいですね♪
定番はデニム素材!
カバーオールの定番は、やはりデニム素材を使ったものでしょう!
デニムはワークウェアの定番中の定番で、ゴワツキや野暮ったさがカバーオールの「味」を出してくれます。
コーディネートにも取り入れやすいので、カバーオール選びではまずオススメしたいですね♪
ヒッコリー素材も人気♪
出典:http://wear.jp/item/2665289/
デニム素材に並んで人気のカバーオールが、「ヒッコリー素材」を使用したもの。
定番のストライプ柄がワークジャケットの良さを引き立てており、レトロで爽やかな着こなしが作れます。
ヒッコリーの正式名所は、「ヒッコリー・ストライプド・デニム」と呼ばれています。
デニムブランドの「LEE」が発案した素材で、今なお多くのファッションアイテムに使われていますね。
白のボディにブルー系のラインが入ったものが一般的です。
2.カバーオールってダサいの?
出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=11395871
人気のカバーオールですが、ネットで検索をかけると、「カバーオール ダサい」このようなネガティブなワードで検索が多くかけられていました。
これは一体どういう事なのでしょうか・・?
おそらく「カバーオールをダサいと感じている人がいる」または「カバーオールがダサいと周囲から思われていないか心配している人がいる」このどちららかだと思います。
そこに合わせたいのは気分的にカバーオール。溢れ出るおじさん感が止まりません。
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カバーオールは味のあるアイテム。良い意味で「おじさんっぽさ」が出ます。
ディッキーズの裏地にブランケットが貼られたカバーオール、売ってるところもホムセンの作業着コーナーみたいなところだろうに、どうして20年前の日本ではあんな高価だったんだろか。
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カバーオールは本来、鉄道などの作業着として普及された衣類です。
デザインにもよりますが、基本的には作業着っぽさが出ます。
このカバーオールとオーバーオール
セットで着たいけど号泣
彼女にカバーオール似合わない
て言われるんだよなあ…
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カバーオールくそみそにかわいいけど合わせるのむずいのとワイデニム似合わない勢なので涙の見送り
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ワーク感の強いカバーオールは「似合わない」と感じる人も多いみたい。
ネットで調べてみましたが、カバーオールに対して「ダサい」と言っている人は、あまりいませんでした。
ネガティブな意見としては、カバーオール独特の「作業着っぽさ」「おじさんっぽさ」に対しての否定的な意見が一部あったくらいです。
あとは「合わせるのが難しい」「似合わない」などの意見があるくらいです。
2.カバーオールのおすすめブランド
続いては、カバーオールを販売しているオシャレなブランドを見ていきましょう。
carhartt(カーハート)
こちらもアメリカのワークブランドとしては大定番、「カーハート」のカバーオールです。
カーハートは、1889年にアメリカ合衆国のミシガン州でスタートしました。
オリジナルのコットンダック素材は、厚手で味があるのでファッションでも大人気♪
「茶系」のアイテムと合わせて、ワーク感の強い着こなしを作ってもオシャレですね。
珍しい薄いデニムカラーを使用したカーハートのワークジャケット。
4ポケットで忠実に再現しており、昔ながらのカバーオールの良さが出ています。
ディッキーズ
ディッキーズはアメリカ合衆国テキサス州で創業された、ワーク系のカジュアルブランド。
日本でも馴染みの深いブランドで、カジュアル系やアメカジ、ストリート系など幅広いファッションで人気です。
耐久性の高い生地を使ったワークジャケットは、ワーク系ブランドらしくタフで長持ちします!
ゆったりしたラフなジャケットが多く、年齢層問わずオススメできるブランド。
価格も1万円以内で購入できる物が多く、流行に左右されないので、一着持っていれば長く穿き続けられます。
エドウィン
エドウィンは日本生まれのデニムブランドです。日本人であれば知らない人はいないであろう人気のブランドで、「503」シリーズはエドウィンの大ヒット商品。
エドウィンではデニム素材のワークジャケットが人気です。デニムブランドならではの豊富なバリエーション、ヴィンテージ加工は、おしゃれメンズ必見のアイテム!
LEE
LEEは1889年に、アメリカのカンザス州サライナで創業されたデニムブランド。
日本でも愛好家が非常に多く、「リーバイス」「エドウィン」などと同じく、非常に人気の高いデニムブランドとなっています。
デニムやヒッコリーのカバーオールがたくさん販売されています。
リーバイス
リーバイスは1853年に、リーヴァイ・ストラウス氏が創業したデニムブランド。
リーバイスと言えば「501」シリーズが一番有名ですが、実はそれ以外にも「503」「510」など様々なシリーズが販売されています。メインはデニムですが、チノパンやカーゴパンツ、ジャケット類なども人気です。
リーバイスのカバーオールは、デニム素材が多く販売されており、価格は5,000円~10,000円で購入する事が可能。
デザインやカラーも豊富なので、是非一度手に取ってみてください。
Nudie Jeans(ヌーディージーンズ)
2001年にスウェーデンで生まれたブランドNudie Jeans(ヌーディージーンズ)。ヌーディーズの創業者は、元LEEのデザイナーの方です。
ライフスタイルに自然に溶け込ませるために、オーガニックコットンを使用しており肌にも優しい素材に。着心地がよく環境にも優しい素材を使っており、安心して着用できるブランドとなっています。
細身のスタイリッシュなジャケットが多いです。
Eddie Bauer(エディー・バウアー)
エディー・バウアーは、1920年にアメリカのワシントン州 「シアトル」で創業されたファッションブランドです。カジュアルファッションからアウトドアファッションまで、幅広いスタイルを提案しており、コットン素材のベーシックなカバーオールも大人気。
エディー・バウアーのジャケットは丈が長すぎないので、野暮ったさが出ません。ですのでキレイめコーデなどでも使いやすいのが特徴。
こちらはベージュのカバーオール。ジャケットのような感覚で羽織れるので、キレイめコーデに是非オススメしたいアウターです。
SHIPS JET BLUE(シップスジェットブルー)
シップスは日本で大人気のセレクトショップ。セレクトショップブランドらしいカバーオールが販売されており、どれもスタイリッシュでコーデに使いやすいです。ツイル素材のシンプルなものは変にゴワツキがないので、いつものカジュアルコーデに羽織るだけでOK。
ワークブランドと違いセレクトショップのカバーオールは、今季らしいデザインで着用しやすいのが魅力的です。
こちらはストレッチツイルを使用した、カバージャケット。程よいワーク感がオシャレで、ストリートコーデにもオススメ。ワークとキレイめの要素が入っているので、幅広い着こなしで活躍しそう。
(ダントン)DANTON
ダントンは、1931年に「ガブリエル・ジョージ・ダントン」がフランスで創業したファッションブランド。シンプルでカジュアルなデザインは、日本でも人気が高く年々注目を集めています。「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」といったオシャレなセレクトショップともコラボしており、日本でも馴染みのあるブランドになりつつあります。ちなみに上の写真は「ビームス×ダントン」のコラボモデルです。
続いては「ユナイテッドアローズ×ダントン」のカバーオール。ナイロン素材で軽く作られているので、ノンストレスで着用する事が可能。セレクトショップブランドらしく、スッキリ仕上げたデザインは、細身のパンツなどとまとめるのがオススメ。
(ポインター)POINTER
「ポインター」は、1913年にアメリカのバージニア州で生まれたワークウェアブランド。他のブランドに比べて生地が薄めに作られているので、ゴワツキ過ぎずスタイリッシュな着こなしにも使えます。
最近では珍しくなった、「MADE IN USA」に拘っており、アメリカの昔ながらのレトロ感を味わえます。
こちらは定番のヒッコリー素材を使用したワークジャケット。しっかりしたコットンを使用しており、ガンガン着用しても型崩れの心配がありません。着れば着るほど味が出てくるのも、カバーオールの魅力ですね♪
3.メンズコーデ特集
続いては、カバーオールを使ったオシャレなメンズのコーデ特集をご紹介します。是非着こなしの参考にしてくださいね。
パーカーとあわせて
出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=11458346
ワークジャケットには、「パーカー」や「スニーカー」を取り入れることで、スポーティーで今季らしいスタイリングに仕上がります。パンツは細身の黒スキニーを使い、アウターのボリュームをスッキリまとめたコーデ。ボリュームのあるアウターも、パンツの合わせ方次第でスタイリッシュに着こなせます。
デニムオンデニム
出典:http://zozo.jp/shop/flashreport/goods-sale/25601549/?did=46832936&rid=111458346
デニムのカバーオールは、デニムオンデニムであわせてもオシャレ♪上下で薄色ブルーのデニムを使用しており、統一感があってかっこいいですね。インナーは白のTシャツでラフに着用する事で、重たさが無く春らしい爽やかな装いに。白とブルーのみ使った、清潔感のあるコーディネート。
ストリートスタイル
出典:http://zozo.jp/shop/beams/goods/1837004/?did=7987134&rid=1084
カバーオールを取り入れたストリートコーデ。あえてハーフパンツと合わせることで、アクティブ感を出し、ストリート色を強めています。シューズとパンツ、ジャケットを「ネイビー」でリンクさせることで、全体に統一感が出ていますね。ソックスやハットなどの小物使いも上手く、ワーク感とストリート感がマッチしたスタイルに。
ハットやサングラスでこなれ感を
出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=11395871
ワーク感の強いジャケットも、ハットやサングラスなど旬のアイテムを使うことで、こなれ感が出てファッション性が高まります。インナーには淡いブルーのシャツを使い、フォーマル感を取り入れつつも、爽やかさと清潔感をプラス。ブルーと茶色のカラーバランスが、ワーク感をより強く表現しており、味わいのあるコーディネートに。
デニムと合わせて
出典:http://zozo.jp/?kid=13080
ブラウンダックのカバーオールを使用したコーディネート。薄色デニムや白のカットソー、白のスニーカーが春らしく爽やかな仕上がりに。今季トレンドアイテムの「ガチャベルト」を使用する事で、アクセントができ遊び心のあるスタイルに。
白パンツとボーダー柄で明るく
出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=6375029&kid=13080
白のパンツとボーダー柄のインナーが、とってもポップで明るいコーディネート。大人っぽいワークジャケットを合わせることで、ポップなコーデも落ち着きのある雰囲気に切り替わります。
足元には黒スニーカーを合わせて、全体のカラーをシックにまとめ大人っぽさを表現。
スラックスと
出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=11927695
グレーのスラックスに黒のカバーオールを合わせた着こなし。テーパードデザインをチョイスしており、横にボリュームのあるジャケットもスッキリコーデされています。
足元にはサンダルを使い、コーデを崩すことでリラックス感が出てラフな印象に。
白パンツとスタイリッシュに
出典:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=11714954
薄手のライトオンスデニムを使用する事で、ボリュームのあるカバーオールもスタイリッシュな作りに仕上がります。横にボリュームの出ないジャケットは、ボタンを締めてスタイリッシュに着こなすのもオシャレ♪白パンツとあわせれば、爽やかで春らしい着こなしになります。
白ショーツと爽やかに
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白のショーツにデニム生地のカバーオールを合わせています。白と濃紺のコントラストが絶妙で、爽やかさや上品さが溢れるスタイリング。白と紺のみの2色で統一させており、全体にまとまりがありますね♪
4.まとめ
以上です。今回はメンズのカバーオールブランドと、着こなしやコーデ方法についてご紹介しました。
ワーク感の強いカバーオールは、これからの季節サラリと羽織れてオススメのアウター。ワークウェアブランドを選んで、昔ながらのカバーオールを楽しんでもいいし、セレクトショップなどのスタイリッシュなものを選ぶのもいいですね♪
今年の春はコーデにワーク感を取り入れて、いつもの雰囲気を変えてみてはいかがですか?
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