今回は、男性の顔にほうれい線ができる「癖」や「習慣」についてご紹介していきます。
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ほうれい線は「癖」でも進行する!
老化の象徴ともいえる「ほうれい線」。
人の皮膚は、30代頃を境に表情筋が衰え始め、少しずつほうれい線が目立つようになっていきます。
ロート製薬がおこなった調査によりますと、ほうれい線が1センチ伸びるだけで、年齢が6歳老けて見えるという調査結果が出ていました。
ほうれい線が2センチ伸びれば「+12歳」、ほうれい線が3センチ伸びれば「+18歳」も老けて見えるということになります。
このように老けの象徴ともいえる「ほうれい線」ですが、実は皆さんが毎日おこなっている、ある「癖」が大きく関係しているのをご存じでしたか?
この癖を何気なくおこなうだけで、普通の人より何倍も早く、ほうれい線が形成されていってしまうのです。
今回は、「絶対やってはいけない、ほうれい線の原因にもなる癖」についてご紹介していきます。
1,頬杖
普段、無意識に「頬杖」をついていませんか?
デスクワークでの仕事中や休憩の時、考え事をしているときや人と会話しているときなど。
このように何気ない時間に、頬杖をついてしまっている人は実は意外と多くいらっしゃいます。
頬杖をつくと、皮膚が無理に押し込まれて緊張状態となります。
押し込まれた皮膚や脂肪は、力が加わり、丁度ほうれい線の部分で折れ目を形成してしまうのです。
潤っており弾力のある肌であれば、頬杖をついていてもすぐに元に戻ります。
しかし肌が乾燥してしまっていると、真皮層にある肌のハリや、弾力を保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を減少させてしまい、肌のハリや弾力が弱くなってしまいます。
肌のハリや弾力がなくなると、外部からの刺激に対する耐性が低下しており、ほうれい線が残りやすくなります。
「肌の乾燥&頬杖」
これはほうれい線を形成させてしまう、最悪の組み合わせなのです。
2,食いしばり癖
日常的に、「歯を食いしばる癖がある」「歯ぎしりをする」このような癖はありませんか?
現代社会ではストレスや緊張から、噛みしめる癖を持っている人が増えており、この癖もほうれい線ができやすくなるため注意が必要です。
歯を日常的に噛みしめてしまう、いわゆる「食いしばり癖」がある人は、「咬筋」と呼ばれる下アゴと上アゴを結ぶ筋肉が緊張して固まってしまっています。
「咬筋」が緊張して固まることで、顔の周りの皮膚に負担がかかり、ほうれい線がつくられてしまうのです。
さらに、顔の筋肉が硬直すると血液やリンパの流れを阻害するため、肌そのものの老化も招きます。
血液やリンパの流れが滞ると、周辺には余分な水分や老廃物がたまってしまい、細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らずに、新陳代謝の働きが低下し、シミやシワなどにも繋がります。
このように食いしばり癖があると、ほうれい線だけでなく様々な顔の老化現象に繋がってしまうのです。
3,口呼吸
肌の老化や疾患、口臭や細菌感染など、様々なリスクがある口呼吸。
口呼吸は、「百害あって一利なし。」 と言われるほどデメリットの多い呼吸法です。
口を開けた状態で呼吸が続くと、唇を閉じる時に働く「口輪筋」という筋肉が衰えていきます。
口輪筋は、口を閉じたりすぼめたりするときに使う口の周りの筋肉で、頬筋などの表情筋と繋がっている重要な筋肉です。
この口輪筋がおとろえると、口角が下がり頬がたるんでしまい、ほうれい線が目立ちやすくなります。
口角が下がることで、「マリオネットライン」と呼ばれる口角からあごに向かって下へ伸びるラインをつくってしまいます。
マリオネット人形の口元と似ていることから呼ばれている名称で、これも顔が老ける原因の一つとなります。
このように口呼吸をするだけで、たくさんの顔の老化現象が生まれるのです。
「口呼吸は美容の大敵。」ともいわれています。
ほうれい線を含め様々な老化現象を防ぐためには、すぐにでも口呼吸を改善する必要があります。
4,咀嚼筋の衰え
食事の際におこなう「咀嚼」は、実は美容の面でも非常に重要です。
そもそも咀嚼は、顔の筋肉を使う運動でもあります。
適度な咀嚼をおこなうことで、顔の筋肉がトレーニングされ顔がリフトアップされ引き締められることで、たるみやほうれい線などが改善されます。
しかし十分な咀嚼がおこなわれていないと、「咀嚼筋」と呼ばれる顔にある4つの筋肉が衰えてしまい、頬周りの筋肉が下がり、頬のたるみとほうれい線が形成されてしまいます。
咀嚼では「噛まない」だけでなく、片側だけで咀嚼する人も注意しましょう。
片側だけで噛む癖があると、噛む方の筋肉だけが鍛えられてしまい、もう片方の筋力が衰えます。
これにより、噛まない側のほうれい線が目立つ場合があります。
他にも片側だけで咀嚼していると、顔が歪みやすく左右非対称になりやすいので注意しましょう。
5,寝る姿勢
仰向け、うつ伏せ、横向き、寝る姿勢は人それぞれ様々です。
美容面からみて、ベストな寝る姿勢はどれかわかりますか?
答えは「仰向け」です。
仰向けは横向きやうつ伏せと比べて、顔の皮膚に負担がかかりにくいため、老化現象が起こりづらいとされています。
横向きやうつ伏せで毎日同じ方向で寝ていると、片側の頬に体の重力がかかり、顔がつぶされた状態となります。
枕などの寝具で口元が圧迫されますので、皮膚が折れてほうれい線に繋がりやすいです。
他にも顔を枕や布団にあてることで、化粧水などが拭き取られ乾燥したり、菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。
顔全体が圧迫され血流が悪くなるので、目が腫れぼったくなったり、顔がむくむなどのデメリットが発生します。
睡眠は一日の三分の一を占めるため、非常に重要です。
長時間にわたり持続的に頬に重力がかかることで、ほうれい線だけでなく、シワやムクミ、肌荒れなどの、様々な老化現象に繋がります。
睡眠時のほうれい線を防ぐためには、仰向けで寝るのがおすすめです。
仰向けは、横向きやうつ伏せと比べて顔の皮膚に負担がかかりにくいため、老け防止に効果が高いです。
6,うつむきスマホ
現代社会において、スマホの使いすぎは美容の大きな問題となっています。
皆さんは「スマホ顔」って聞いたことありますか?
「スマホ顔」とは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを、長時間顔を下に向けて使用することによって引き起こされる、顔の変化を指す言葉です。
具体的には、顔のたるみやシワ、エラ張りなどを引き起こすとされています。
スマホ顔になってしまう理由としては、スマホを使うときの「姿勢」が大きく関係しています。
スマホは、下を向きうつむいた状態で使用することが多く、顔全体の血行不良やリンパ循環の妨げを引き起こします。
これにより老廃物や皮下脂肪がたまりやすくなり、顔のたるみを進行させてしまいます。これがほうれい線へとつながります。
うつむいた姿勢でスマホを触っていると、目元や首のたるみなど、様々な老化現象に繋がります。
短時間であれば問題ないのですが、日常的にスマホを下を向いて長時間使う人は危険です。
おすすめのほうれい線対策
続いては男性におすすめのほうれい線対策をご紹介します。
美容鍼灸院が開発したハリ入りほうれい線クリーム「Lshot」
「Lshot」は年間7万人が来院する、美容鍼灸院が開発したハリ入りのほうれい線クリームです。
海や淡水にすむ生物から抽出された天然の針成分と、リフトアップ効果のある美容成分がたっぷり配合されたほうれい線改善のためのクリーム。
ほうれい線をはじめ、目尻・目の下・額・首などしわが気になる部分に塗布することで、天然針の成分が肌に刺激を与え気になる箇所を活性化。
そこに高濃度のリフトアップ成分が浸透していくことで効果を発揮します。
ほうれい線に特化した化粧品なので効果が期待できます。
ゴリラクリニックで治療を受ける
ゴリラクリニックは、全国展開しているメンズ専門の美容系の医療クリニックです。
「顔のたるみ治療」「ほうれい線治療」なども行っており、効果の高い施術を受けることが可能です。
顔のたるみ治療では、筋膜を引き締めることでたるみを解消させたり、コラーゲンを生成させることでハリ感をアップさせる治療です。
メスや糸ではなく、高密度焦点式超音波を使用するためダウンタイムが無く痛みも小さい治療です。
ゴリラクリニックでは、メスや糸など使用せず、外傷を起こさない超音波を使用した治療のため、術後でも肌が少し火照る程度で済みます。
メスを入れたり脂肪の吸引にリスクを感じる方でも、ゴリラクリニックの施術であれば安心です。
相談は無料、初回であれば19,800円で施術が受けられます。
まとめ
以上が、「絶対やってはいけない、ほうれい線ができる危険な習慣」となります。
まとめると、
1,頬杖
2,食いしばり癖
3,口呼吸
4,咀嚼筋の衰え
5,寝る姿勢
6,うつむきスマホ
どれも日ごろからやってしまいがちな「癖」なので、気を付けるよう心がけましょう。
ほうれい線はシワとは違い、重力によって垂れ下がった頬のたるみによってできる「境界線」です。
一度ほうれい線に折り目ができると、綺麗に消すのは難しいです。
美容のためにも、是非今回ご紹介した「癖」は行わないようにしてください。