男女問わず人気の高い「ダメージデニム」。着用しているだけでオシャレな印象を受けるので、まだ持っていない方は、是非今回の記事を参考にして作ってみて下さい!
ダメージデニムはよく販売されていますが、自分の好みに合った”ダメージ加工されたデニム”って中々見つかりません。
ちょっとダメージが少なく感じたり、肌の露出が激しすぎる、などなど。
そんな時はファストファッションなどの安いデニムを購入して、自分流にアレンジするのが一番です!ユニクロやGUであれば、デニムが2,000円前後で手に入ります!
もちろん、今持っているデニムをアレンジするのもオススメです♪
ハサミやカッター、ヤスリなどがあれば、自分でも簡単にダメージデニムを作る事ができます。
今回は「ダメージデニムの作り方」についてご紹介します!男性でも簡単に作れるので、是非チャレンジしてくださいね!
まず最初に用意するアイテム
ダメージデニムの作り方1:ダメージを作る場所を決めよう
ダメージデニムの作り方2:ハサミでカットする
ダメージデニムの作り方3:ピンセットを使って縦糸を取る
ダメージデニムの作り方4:ヤスリでヴィンテージ感を出す
アレンジ編
まとめ
まず最初に用意するアイテム
まず最初に、ダメージデニムを作る時に準備するアイテムをご紹介します。
●デニム
●ハサミ
●ヤスリ
●ピンセット
ダメージパンツを作るときに必要な物は、上記の4点となります。この4つがあれば、ダメージパンツを作る事は可能。
上記以外でも、「カッター」「ガムテープ」「チャコペン」などが用意できると、さらに便利です。
それでは一つずつ役割を見ていきましょう。
必要な物1:デニム
まずは、ダメージパンツを作る元となる「デニム」が必要です。ブラックデニムやホワイトデニムなど、何でもOKです。好みでパンツを決めましょう!
コストをかけたくないのであれば、今持っているデニムを使ってください!特に一本目のリメイクでは上手く行かない事も多いので、いらないデニムを使うのが一番です。
必要な物2:ハサミ
続いては、ダメージを作る部分を切る「ハサミ」が必要です。できるだけ大きいハサミを使うと、生地が切りやすいです。
大きいハサミが無い場合は、カッターを代用してもOKです!カッターを使う時はダンボールを使って、裏側の生地を傷つけないようにしましょう。。
必要な物3:ヤスリ
ダメージをよりヴィンテージっぽく仕上げるためには、「ヤスリ」「おろし金」など、生地を削るアイテムが必要です。これがあるだけで、ダメージ部分によりヴィンテージ感が出せるのでオススメ。100均に売っています。なければカッターで削ってもOK!
必要な物4:ピンセット
ダメージパンツを作る時は、ピンセットが必要です。生地を切った後に、縦糸を出す作業を行いますが、この時にピンセットを使います!ピンセットは糸が掴みやすい物を選んでください。
力をかけて意図を引っ張るため、先端が鋭利で糸を掴みやすい物が良いでしょう。
ダメージデニムの作り方1:ダメージを作る場所を決めよう
まず最初にダメージを作る場所を決めていきましょう。
●膝
●太もも
●スネ
●裾
●ポケット
ダメージを作るなら、上記のような場所がオススメです。膝と太ももの2箇所に入れて、ハードなダメージを作ってもオシャレです♪
この辺りは色々なダメージデニムを見て、好みで決めてください!
ダメージ位置が決まったら、マーキングする
ダメージを入れたい場所を決めたら、「チャコペン」「鉛筆」などでダメージを入れる場所にマーキングしておきましょう。
慣れてくれば感覚でハサミを入れてもよいですが、最初は印をつけておくと失敗せずに済みます。
デニムを実際に着用して、どの辺りにダメージを入れるのか決めてください。
例えば膝部分に入れる場合ですが、着用せずに位置を決めてしまうと、思っていた位置と異なり、ダメージがしっくり来ない場合があります。
ですので一度着用して、大まかな位置を決めてから、マーカーで印を付けて下さい!
膝部分にダメージを作るのであれば、横幅10cm前後くらいが好ましいです。横幅が狭すぎるとダメージが目立たないし、逆に広げすぎるとダメージが広がり過ぎてしまいます。
縦幅は好みで決めてください。
ダメージデニムの作り方2:ハサミでカットする
実際にハサミでマーカーに沿ってデニムを切っていきます。
カッターを推奨しているサイトもありますが、デニムを切るのはハサミの方が全然楽です。
カッターでデニムを切ろうとすると結構な力が必要ですが、ハサミであればザクザクと簡単に切る事ができます。
ハサミでデニムを切る場合は、指で生地をつまんで、裏側の生地を傷つけないようにしましょう。デニムをつまんで縦に折り目をつけ、線の中心からハサミを入れると切りやすいです。(※分かり辛い場合は最初の動画を見てください!)
ダメージを作りたい幅の上下にハサミを入れて下さい。2箇所の長さは揃えて、並行にカットしましょう。長さが合っていないと、続いてのピンセットで縦糸を抜く作業が行い辛くなります。
ダメージデニムの作り方3:ピンセットを使って縦糸を取る
続いてはピンセットを使って縦糸を抜く作業です。これが地道で少し時間が掛かる部分。
ジーンズは基本的に「縦糸」と「横糸」で作られています。「縦糸=青い糸」「横糸=白い糸」となりますね。
ダメージデニムを見てもらうと分かりますが、ダメージ部分って白い糸だけになってますよね?あれが横糸です。
上記の写真のようにブルーの縦糸を抜くと、白い横糸だけ残ります。ピンセットを使い縦糸を地道に抜いていきましょう。
最初は縦糸同士がくっついており、抜き辛いですが、何度か引っ張っていると縦糸がスルスルと抜けるようになっていきます。大切なのは一気に引き抜こうとせず、1本~3本くらいを丁寧に抜いていくこと。
縦糸を全て抜き終わると、上記のように横糸だけが残ります。ここまで来ると、ようやくダメージデニムらしくなってきます。
白の横糸はそのまま残しておくのではなく、少しカットしてやると「ダメージ感」を強く出せるのでオススメです。上下と中央部分を数本白い糸をカットしてやると、いい感じに仕上がります。
切りすぎると、繋がっている白い糸が無くなるので注意。
ダメージデニムの作り方4:ヤスリでヴィンテージ感を出す
続いては、ヤスリやカッターなどを使いヴィンテージ感を出していきます。
最初にハサミでカットした断面部分を、ヤスリで削っていきましょう。
ハサミでカットした場所は、カット部分がキレイ過ぎて不自然です。ヤスリやカッターを使い削る事によって、カット部分をボサボサにして、より自然に仕上がります。
糸くずがヒドイので、最後にガムテープで取ってください。洗濯すると、さらに綺麗になり糸くずが出なくなります。
これで完成です!一箇所のダメージだと寂しいかもしれませんが、範囲を広げたり、ダメージ部分を増やせば、さらにオシャレに仕上がります。
アレンジ編
続いてはアレンジについてご紹介します。ダメージデニムの作り方は様々な物が存在します。上記でご紹介したのは、最も簡単で手軽にダメージデニムを作る方法です。
これ以外にもカッターを使った方法や、色々なアレンジ方法が存在します。ダメージデニムを突き詰めたいのであれば、自分で色々試してみるのがオススメです。
やり方やダメージ次第で、パンツの雰囲気が全く変わりますからね!
ハサミじゃなく、カッターを代用してもOK!
先ほどは最初にハサミでデニムをカットしましたが、カッターを使ってカットしてもOKです。
カッターを使う場合、少し切りづらいです。しかしハサミほどカットの断面が綺麗じゃないため、カット部分に最初からダメージ感が出ます。
カッターでデニムを切る場合は、ズボンの裏側を傷つけないように「ダンボール」を中に敷いておくと良いです。
カッターで切る場合も手順はハサミと同じです。まずデニムを着用して、ある程度のダメージ部分を決めておく。チェックペンなどで、カット部分をマーキングして、カッターで切っていくだけです。
ダメージの範囲を増やすと、さらにカッコよく仕上がる!
ダメージパンツをよりオシャレに見せたいのであれば、ダメージの数やダメージ面積を増やしましょう!膝だけじゃなく、「太もも」や「スネ」部分にダメージを入れると、さらにカッコよくなります。
こちらは先ほどの膝下部分に加えて、太もも部分にも大きめのダメージを入れました。ダメージの面積や数を増やすと、よりヴィンテージ感が増すのでオススメです。
穴を空けずにダメージ部分を増やす!
穴を空けて白糸を残したハードダメージだけでなく、細かい「傷」などもダメージ感を出すにはオススメです。
これには「ヤスリ」「おろし金」「カッター」などを使ってください。
膝や太ももへのダメージ以外でも、「ポケット」「裾」などに傷を付けると、さらに雰囲気が出てカッコよく仕上がります。
上記はポケット部分にダメージを与えました。
このようにダメージデニムに正解はなく、自分流で好きなアレンジが可能です。
まとめ
以上です。今回はメンズでも簡単にできる、ダメージデニムの作り方をご紹介しました。
最後に簡単にまとめておきます。
1,カットする部分をマーキングする
2,ハサミでカットする
3,ピンセットで縦糸を抜く
4,ヤスリやカッターで馴染ませる
ダメージデニムは「ハサミ」や「カッター」を使って、家で自作する事が可能です。縦糸を抜く作業は少し時間がかかりますが、慣れてくれば、全体を通して15分~20分程度で出来るようになります。
最初は大変に感じますが、コツさえ掴めば、ダメージデニムを作る「工程」も楽しく感じられますよ!
なぜなら世界に一本だけのデニムを、自分で作成できるんですからね。ちょっとしたデザイナーになった気分です♪
是非今回の記事を参考にして、自分だけのオシャレなダメージデニムを作ってくださいね。