つなぎはワーク感が強く、ファッションアイテムとしても注目されています。
デニム素材やツイル生地など様々な「つなぎ」が販売されていますが、今季はどういったものが人気なのでしょうか?
今回は、つなぎのオススメブランドやコーディネート特集をご紹介いたします!
1.おすすめブランド
まずはオシャレなつなぎを販売しているブランドをご紹介!
ワークウェアブランドやハイブランドなど、様々なブランドから販売されています。
Dickies(ディッキーズ)
ワークブランドの王様、「ディッキーズ」のつなぎです。
ディッキーズは、1922年にアメリカ合衆国テキサス州で創業されました。
アメリカ全土の工場や米軍などに衣類を提供しており、実用性も大切にしているワークブランド。
現在ではストリートシーンを中心に、ファッションアイテムとしても広く普及されています。
特に「チノパン」はディッキーズの代表モデル。
次いでオールインワンやカバーオールなどが人気を集めました。
【関連記事】・ディッキーズのパンツが進化している!大人っぽいメンズコーデ特集
半袖も販売されているので、春~夏にかけてでも着用できます。
丈夫なコットン素材は耐久性が高く、一着持っていれば長く愛用することが可能です。
ディッキーズでは「コットン素材」のツナギが人気です。
黒やベージュが主流となっており、バックプリントが入ったものなども販売されています。
VANSON(バンソン)
バンソンは、1975年にアメリカのマサチューセッツ州ボストンで生まれたブランド。
ライダースジャケットが非常に有名で、世界中のバイカーから高く評価されています。
男らしい無骨なつなぎも多く販売されており、「バックプリント」がとっても魅力的。
デザインは緩すぎず、大人の男性でもオシャレに着用できます。
バンソンには個性的なオールインワンアイテムがたくさん販売されているので、是非チェックしてください♪
こちらはバンソンのボーダー柄オールインワン。
他のブランドでは見る事ができないような、バンソンらしい派手で無骨なデザインです。
バックプリントのロゴや、首周りの星柄などディテールのデザインにまで拘っています。
薄手のデニム素材を使用したつなぎ。
程よい色落ちがヴィンテージ感を出しており、着ているだけでもオシャレな印象を与えます。
別注モデルなので、ここでしか手に入らない商品です。
Lee(リー)
LEEは世界中で大人気のデニムブランド。
もともとは「食品」や「雑貨」の卸売りとして創業されましたが、後にデニム類の衣料品を販売するようになります。
それが大ヒットし、現在では「LEE」の名前を知らない人はいないくらい成長しました。
LEEのつなぎは本格的なデニムを使用しているので、耐久性が高く着れば着るほど味が出ます。
デニム素材以外にも、「ヒッコリー」「ツイル」などのツナギが販売されています。
昔ながらのインディゴカラーを使用したオールインワン。
古きよきワークウェアの味が出ており、11オンスと生地も厚すぎないのでサラリと着用できます。
うっすらストライプ柄が入ったデザイン。
細身に設計されているので、モダンな着こなしが可能です。
ROTHCO(ロスコ)
ロスコは50年以上続く、アメリカのミリタリー老舗ブランド。
アメリカの陸軍や海軍に制服を提供しているブランドとして有名で、価格帯がリーズナブルなことからファッションでも注目されています。
価格が安く耐久性の高いつなぎが販売されています。
デザインはミリタリー色が強め。
日本でもストリートシーンを中心に人気です。
BEN DAVIS
価格6,000円~12,000円
BEN DAVISは1935年にカリフォルニア州で創業されたワークウェアブランド。
ゴリラのロゴマークがブランドの象徴となっており、アメカジファッションなどで着用している方が多いですね。
つなぎの価格は7,000円~12,000円くらい。
ラウンドハウス
Round House/ラウンドハウスはオーバーオールやペインターパンツをメインに販売している、アメリカのカジュアルブランド。
つなぎを販売している歴史は非常に長く、1903年から鉄道マンの為に販売していました。
他にもキャップ、ジャケット、ハットなど、ツイルで作ったアイテムが豊富に展開されています。
COOL DRIVE STRIKER(クールドライブストライカー)
クールドライブストライカーは、アメリカ西海岸のカルチャーを受け継いだストリートブランドです。
LAらしい無骨なつなぎが販売されており、バイク乗りからも絶大な人気です。
こちらは、白ボディにハードな汚れ加工が施されたデザイン。
バックプリントのロゴも無骨で、ワイルドな男性にピッタリなアイテムです。
ブリーチデニムにロゴが入ったつなぎです。
存在感のある一着に仕上がっており、季節を問わず着用出来るアイテム。
Johnbull ジョンブル
ジョンブルは1952年に岡山県倉敷市児島で創業されたジーンズブランドです。
メイドインジャパンなので、しっかりした素材や縫製で安心して着用できます。
デニムやツイルを使用したオシャレなつなぎが販売されています。
4万円~5万円と高価なブランドです。
2.メンズコーデ特集
続いては、つなぎを使ったオシャレなコーデ特集をご紹介します。
ベージュでワーク色を強めに
トップス部分を腰に巻いて着用したコーディネート。
Tシャツとラフに合わせることで、夏らしいスタイルに仕上がります。
足元にはワーク感のあるマウンテンブーツをチョイスすることで、つなぎの雰囲気とぴったりマッチしています♪
Tシャツに明るいロゴを入れることで、強いワーク感にポップでオシャレな感じを演出。
オールインワンコーデ
出典:https://wear.jp/yagihashitiny/19777058/
つなぎのトップス部分を腰で縛ったヴィンテージ感のあるコーディネート。
トップスには絶妙にオシャレな英字を使ったオシャレなTシャツをチョイス。
ハットや眼鏡がとっても渋く大人の味を出した着こなしです。
足元にはコンバースのスニーカーを使って明るくコーデ。
ブラックで無骨に
無骨で男らしさを出したいなら、ブラックコーデがオススメ。
白と黒のみのモノトーンコーデであれば、クールに仕上がり”つなぎ”の無骨さを存分に楽しめます。
全身真っ黒ですと野暮ったくなるので、白のロゴを随所にいれて自然な着こなしに。
足元にはミリタリーブーツを着用し、バイカーらしさを表現。
ハットでオシャレに
出典:http://zozo.jp/shop/johnbullprivatelabo/goods/1095463/
デニムのオールインワンに、ハットを被ったコーデ。
ワーク感の強いつなぎは、小物を差し込むだけでも全体の雰囲気が変わります。
足元には革靴を使い、どこかレトロでヴィンテージライクな着こなしに。
白Tシャツと爽やかに
出典:http://zozo.jp/shop/ggd/goods-sale/15961552/?did=33434613&rid=1011
デニムのツナギを腰で結び、トップスには白Tシャツを使った爽やかな着こなし。
足元にはアクセントとなるイエローのスニーカーを使い、時計のゴールドカラーとリンクさせています。
全体をラフに着こなすことで、余裕があり古着らしいコーディネートに。
カラー使いも上手で、オシャレな雰囲気がしっかり伝わってきますね。
ロールアップして
出典:http://zozo.jp/ranking/category/allinone-salopette/connected-allinone/all-sales-men.html
ゆったりしたオールインワンも、足元をロールアップさせればシルエットがスッキリまとまります。
ハットとシューズに「黒」を使うことで、キュッと引き締まりクールさが引き立った着こなしです。
インナーにはシャツを使いボタンを締めることで、ヴィンテージさの中にフォーマルさや大人っぽさをプラス。
ベストとあわせて
出典:http://wear.jp/dtheconqueror/11042712/
ストライプ柄のオールインワンにベストを合わせたコーデ。
ハットやサングラス、ブレスレットなどの小物使いが上手く、とてもオシャレな印象を与えますね。
ゆるめのシルエットも、ジャストサイズのベストを着用する事で、スタイリッシュに引き締まっています。
随所に見せた「黒色」がコーデを引き締めており、クールな印象に。
キャップとオシャレに
出典:http://wear.jp/lowjack1985/9648814/
黒のキャップに黒のツナギをあわせたモノトーンコーデ。
足元にはアディダスのスニーカーを使うことで、全体にスポーツ感をミックスさせたスタイル。
ゆるいシルエットですが、半袖なのでスッキリオシャレにまとまっています。
シンプルになりがちな夏コーデも、個性豊かなコーデに仕上がっていますね。
シャツと夏コーデ
出典:http://wear.jp/dtheconqueror/10480462/
和柄のシャツとデニムがマッチしたヴィンテージスタイル。
シャツと帽子のカラーを合わせることで、統一感が出ています。
パンツをロールアップすることで足元を露出して、スッキリさせていますね。
革靴を使っているのでフォーマル感が漂い、コーデとのギャップがとってもオシャレ♪
ベレー帽と
出典:http://wear.jp/dtheconqueror/10480462/
こちらでは人気のベレー帽を使用しています。
シンプルな黒のオールインワンも、オシャレなベレー帽とあわせれば、ファッション性が高いコーディネートに仕上がります。
ショルダーバッグのビビットな赤色が、コーデのアクセントとして働きオシャレ。
全体に緩さを出した、今季らしいリラックス感のあるスタイルです。
ツイル素材でワーク感強めに
出典:https://wear.jp/tom046sct/18488809/
ツイル素材のつなぎに、同じカラーのジャケットをあわせたコーディネート。
ベージュのツイルオーバーオールは、ワーク感たっぷりでオシャレな着こなしを楽しめます!
ブラウンカラーでインナーとシューズをあわせているのも、統一感が出てておしゃれです。
デニムオンデニム
出典:wear.jp/vivacematsu/18114414/
デニムのつなぎにデニムのジャケットをあわせた、オールデニムコーデ。
全体をデニムカラーでまとめ、靴とインナーを黒であわせた統一感のある着こなし。
足元にブーツをチョイスするだけで、無骨で男らしさがあるスタイルに。
コットン素材でワーク感を
デニム素材に続いてオススメしたいのが、「コットン」「ツイル」などを使用した”つなぎ”です。
厚手のコットン素材はワーク感を強く引き出してくれ、つなぎ本来の作業着っぽさをいい意味で引き出してくれます。
男性が着用すれば、ワイルドで男らしい印象になりますね♪
小物を使ってオシャレに
出典:http://wear.jp/men-coordinate/?tag_ids=2081
ツナギは上下がオールインワンになっているので、小物を使って「ファッション性」を高める事をオススメします。
「帽子」「ブレスレット」「ネックレス」「サングラス」といったアイテムを上手くつなぎに組み合わせれば、とってもオシャレでタウンユースな着こなしに仕上がります。
3.オールインワンやオーバーオールとの違いについて
出典:http://zozo.jp/ranking/category/jacket-outerwear/coveralls/all-sales-men.html?p_gttagid=5499_251342
「つなぎ」は元々、作業服や防護服として使われていた衣類品です。
「カーゴパンツ」「チノパン」「カバーオール」などのワーク感のある服が人気を集めた事もあり、「つなぎ」もファッションアイテムとして注目され始めました。
「デニム素材」や「コットン素材」のものが主流となっており、丈夫で厚みのある生地で作られています。
つなぎを着用したスタイルのことを、「オールインワンコーデ」などとも呼びますね。
オーバーオール、つなぎ、オールインワンの違いって?
ファッション用語って似たような言葉が多く、混乱しますよね。
「オーバーオール」「つなぎ」「オールインワン」も、どれも似た商品を指すので分かり辛いです。
混乱しないためにもこれらの”違い”について簡単に説明しておきます。
【オーバーオール】
オーバーオールとは袖が無く、肩部分からサスペンダーで吊り下げた衣類。
パンツに胸当てやサスペンダーがついており、女性用は「サロペット」などとも呼ばれますね。
サスペンダーで肩から吊るすので、とっても楽に着用出来ます。
子供服やマタニティ服でも人気ですね。
【関連記事】・メンズのオーバーオールコーデ特集!着こなし方法&オススメブランド
【つなぎ】
つなぎは作業服などでも用いられる、上下が完全に繋がった衣類。
上着とパンツが縫い合わされており、袖までついているのがオーバーオールとの違いです。
【オールインワン】
オールインワンとは、上下が1つになっているすべての衣類のことを指します。
ですので「つなぎ」「サロペット」「オーバーオール」はすべて、オールインワンに含まれますね。
デニムが断然オススメ!
出典:https://item.rakuten.co.jp/reap-shop/ht1036/
つなぎやオールインワン系のアイテムで人気なのが、「デニム素材」を使ったものです。
デニム素材を使うと古着っぽさやヴィンテージ感が出て、つなぎの”良さ”が最大限に発揮されます。
インディゴカラーや薄めのブルー色など、デニムの色合いを変えるだけでも雰囲気が変わりますよ♪
4.まとめ
以上です。
今回はつなぎのオールインワンコーデの着こなし方法と、おすすめのブランドをご紹介しました。
つなぎはワーク感がありオシャレなアイテム。
デニム素材でヴィンテージライクに着用しても言いし、コットン素材で無骨にワイルドな着こなしを楽しむのもオススメ。
オシャレに着用したい場合は、「小物」を上手く取り入れるといいですね♪
特に「ハット」や「ブレスレット」「サングラス」などは、つなぎとの相性もいいです。
寒い季節であれば、上からアウターを羽織ってもいいし、暑くなればつなぎのトップス部分を腰に巻くのもオシャレ♪
様々な着こなし方法があり、シーズンレスで使えるので、一着持っていると便利ですよ。
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